赤むつをさばく・バーベキュー

魚をさばく(海鮮料理)

バーベキューの食材たち

 魚介類を調理し始めて、一度やってみたいことがあった。炭火を使っての調理だ。しかし、自宅で七輪を使うのは難しい。そうだ、バーベキューをしてみよう。

 自宅での料理は楽しい。「食事を摂るための料理」ではなく、「趣味としての料理」は楽しい。うまくいくこともあるし、そうではないこともあるが、「次に同じ食材を調理するときにはこうしてみたい」とか、「次はレシピにこう工夫してみよう」とか考えるのは至福だ。

 食材に何を選ぶか、食べたいものがたくさんある。悩みに悩んだ末に、今回の食材は次のように決まった。

伊勢海老

 魚介類の中でも特別な存在、伊勢海老。一回だけ調理したことがあって、その時は姿造りとクリームパスタにした。一度豪快に焼いたものを食べてみたかった。活けの伊勢海老を準備した。

赤むつ(ノドグロ)

 バーベキューで美味しい魚は何だろう。サンマは美味しそうだ。旬の時期でもある。しかし、それは先日食べたばかりだった。

 そこで、あこがれのお魚、赤むつに挑戦してみることにした。300gの良いサイズ。塩焼きにするとどんな味がするのだろう?

ホタテ

 海鮮バーベキューでは外せない存在。岩手産の活けのもの。これだけでお腹いっぱいになりそうな大きさ。

スルメイカ

 イカは美味しい。イカ大好き。新鮮な丸のままのものを調達。

フジツボ

 一回食べてみたい食材だった。お魚屋さんに売っていたので、絶好の機会だと思い、準備した。貝類ではなく、甲殻類だとのことで、エビとかカニ系統の味だということだ。

 意外なことにフジツボは高級食材らしい。ミネフジツボという大型の種類が食用に養殖されており、青森県の特産品らしい。県外にも出荷されており、旬の時期は7月から9月頃とのこと。

 どんな味がするのだろう。楽しみだ。

ビーフステーキ

 やっぱりお肉も食べたかった。黒毛和牛のランプ肉、脂少なめのものを厚めにカットしてもらった。

チキン

 骨付きのモモ肉。三河赤鶏。バーベキューでは骨付き肉も魅惑的な存在だ。

下準備・そして焼いていく(動画)

 下準備が必要な食材は、伊勢海老、スルメイカ、赤むつ、ホタテだ。

 これらを網に乗せられる状態に処理していく。イセエビは締めて串を打ち、赤むつは内臓を取り去って塩焼き用にさばいた。イカのワタを取り、ホタテをひらいた。

 キレイなバーベキュー場で水場も快適だった。魚をさばいて他の方に迷惑を掛けないかちょっと心配だったが、幸い十分な余裕があった。会場の係員の方が生ごみを捨てるための小さなビニール袋を持ってきてくださったりして、その気配りがありがたかった。

 というわけでバーベキュー場で魚とかをさばいて焼いていく動画です!フジツボさんが暴れる様子も撮ることができました!

【魚をさばく3】赤むつ(BBQ)

 フジツボさんがあんなに激しいとは思わなかった。これはおうちで調理するのは危険なのでは?フタをして酒蒸しとかにするのが安全なのだろうか。

 スルメイカにはアニサキスがいることがあるらしい。探してみたが、無害なニベリニアしかいなかった。

 すべてが最高だった。赤むつは脂がすごすぎてセルフ揚げ焼きのようになって香ばしくカリカリになっていた。甘くておいしい。

 伊勢海老も、ホタテもイカも、甘くてプリプリで美味しい。炭火焼は、伊勢海老のミソをダイレクトに味わうことができる素晴らしい調理法。さわやかなうまみが最高だった。フジツボはもう、最高の味だった。甘い。カニとかエビ系統の味だけど、さらに甘かった。食べるところがちょっとしかないのが残念。それでも強烈な味が脳裏に焼き付いた。

 やはりバーベキューは最高だった。炭火はすごい。美味しかった。またバーベキューやりたいな。

タイトルとURLをコピーしました